声にならないSOSに、気づける社会へ。

生徒のSOSを可視化する。

Blescアプリの画面イメージ。

危機が起きてからでは、遅い。

生徒の不調に気づくのが「何かが起きた後」になってしまう。

日本の子どもの精神的幸福度

37位/ 38

  1. オランダ90%
  2. フィンランド84%
  3. スペイン82%
  4. ドイツ75%
  5. アメリカ71%
  6. 韓国67%
  7. イギリス64%
  8. 日本62%
生活満足度が高い15歳の割合(2018年)。出典: ユニセフ・イノチェンティ研究所レポートカード16「子どもたちに影響する世界」(2020)

不登校児童・生徒

350,000人+

構造的な限界

なぜ、これまでの方法では気づけないのか。

アンケートでは本音が表れない。

「はい/いいえ」形式では、生徒は大人が望む無難な回答を選びます。

深刻なケースほど見えなくなる。

追い詰められた生徒ほど周囲を拒み孤立するため、SOSを待つ仕組みでは間に合いません。

教員のリソースには限界がある。

40名一人ひとりの心の機微まで捉えるのは現実的ではありません。教員の熱意ではなく、構造の問題です。

Blescは、学校で使う日記アプリです。

生徒は好きなときに日記を書き、AIが短い問いをひとつ返します。
先生に届くのは日記の本文ではなく、
クラスと出席番号、どんな表現がいつあったかだけです。

仕組み

日記を書いてから、先生に記録が届くまで。

  1. 全生徒が対象

    希望者だけでなく、クラス全員が使います。

  2. 日記を書く

    好きなときに、内容も長さも自由に書けます。

  3. AIが問いを返す

    会話ではなく、短い問いをひとつだけ返します。

  4. 変化を捉える

    一日だけの落ち込みか、続いている変化かを見分ける手がかりになります。心理的リスクの判定は行いません。

プロダクト

教員に届くのは、観測と根拠だけ。

日記の本文は共有されません 自分のタイミングで書いた日記にAIが問いをひとつ返します。教員に届くのは観測された記述とその時刻・根拠だけで、心理的リスクの判定は行いません。

テクノロジー

心と生活のつながりを、公開資料に照らして整理しています。

睡眠・社会的ひきこもり・学業上の負荷の3領域について、気分や行動、学校での出来事などの概念どうしのつながりを知識グラフ(オントロジー)にまとめています。つながりの一本ずつに、裏付けとなる公開資料があるかどうかを記録しています。

領域
3
概念
28
つながり
42

このうち15のつながりは、公開資料を出典として記録しています。出典のないつながりは社内の判断として区別して明記し、臨床の専門家によるレビューを準備しています。

つながりの一例

  1. 睡眠不足

    睡眠不足と認知機能の低下の関連の出典:WHO ファクトシート

  2. 認知機能の低下

    認知機能の低下と抑うつ傾向の関連の出典:WHO ファクトシート・NICE NG134

  3. 抑うつ傾向

いずれも関連として記録したもので、どちらが原因かを示すものではありません。

参照している公開資料

掲載の各機関は、Blescを推奨・承認するものではありません。

  1. WHO ファクトシート・2025Mental health of adolescents(新しいタブで開きます)
  2. NICE NG134・2019Depression in children and young people: identification and management(新しいタブで開きます)
  3. WHO・2016mhGAP Intervention Guide for mental, neurological and substance use disorders in non-specialized health settings, version 2.0(新しいタブで開きます)
  4. 文部科学省・2022生徒指導提要(改訂版)(新しいタブで開きます)
42のつながりと、それぞれの出典

領域ごとの概念

睡眠(12)
睡眠不足、夜更かし・就寝前のスマホ、認知機能の低下、抑うつ傾向、いらだち・情動反応の高まり、不安、疲労感、学業のつまずき、遅刻・欠席、人との関わりを避ける、規則的な睡眠、信頼できる大人とのつながり
社会的ひきこもり(13)
抑うつ傾向、不安、遅刻・欠席、人との関わりを避ける、信頼できる大人とのつながり、相談する・助けを求める、孤独感、教室に戻りにくさ・引け目、いじめ・友人関係のトラブル、不登校(年間30日以上の欠席)、友人とのつながり、家庭の支え、スクールカウンセラー等への接続
学業上の負荷(15)
睡眠不足、認知機能の低下、抑うつ傾向、不安、学業のつまずき、規則的な睡眠、信頼できる大人とのつながり、試験・成績へのプレッシャー、課題の提出期限、成績への期待(家庭・学校から)、寝つけない・眠りが浅い、興味や楽しさを感じない、徹夜・深夜までの勉強、課題に手をつけられない、学習の見通しを一緒に立てる支援

3領域の概念を合わせると延べ40、つながりは延べ50です。複数の領域に含まれる概念(9)とつながり(7)を領域ごとに数えているためで、重複を除くと概念28、つながり42です。

公開資料を出典として関連を記録(15)

  • 睡眠不足から認知機能の低下WHO ファクトシート
  • 認知機能の低下から抑うつ傾向WHO ファクトシート・NICE NG134
  • 睡眠不足から抑うつ傾向WHO ファクトシート・NICE NG134
  • 睡眠不足からいらだち・情動反応の高まりWHO ファクトシート
  • 抑うつ傾向から睡眠不足NICE NG134
  • 抑うつ傾向から人との関わりを避けるNICE NG134
  • 抑うつ傾向とともに見られる:不安WHO ファクトシート
  • 規則的な睡眠は次を和らげる:睡眠不足WHO ファクトシート
  • 信頼できる大人とのつながりは次を和らげる:抑うつ傾向WHO mhGAP・生徒指導提要
  • いじめ・友人関係のトラブルから不安WHO ファクトシート
  • いじめ・友人関係のトラブルから人との関わりを避けるWHO ファクトシート・生徒指導提要
  • 孤独感から抑うつ傾向WHO ファクトシート
  • 友人とのつながりは次を和らげる:孤独感WHO ファクトシート
  • 家庭の支えは次を和らげる:抑うつ傾向WHO ファクトシート
  • 抑うつ傾向から興味や楽しさを感じないNICE NG134

公開資料の裏付けなし(27)

社内の判断によるつながりです。うち4件は生徒指導提要を参照していますが、つながりそのものを示す記述ではないため、こちらに含めています。

  • 睡眠不足から疲労感
  • 認知機能の低下から学業のつまずき
  • 睡眠不足から遅刻・欠席
  • いらだち・情動反応の高まりは次に先立つ:人との関わりを避ける
  • 夜更かし・就寝前のスマホから睡眠不足
  • 遅刻・欠席とともに見られる:人との関わりを避ける
  • 教室に戻りにくさ・引け目は次を強める:人との関わりを避ける
  • 人との関わりを避けるから孤独感
  • 人との関わりを避けるは次を遠ざける:相談する・助けを求める
  • 人との関わりを避けるは次を遠ざける:信頼できる大人とのつながり参照:生徒指導提要
  • スクールカウンセラー等への接続は次に先立つ:相談する・助けを求める参照:生徒指導提要
  • 遅刻・欠席は次に先立つ:不登校(年間30日以上の欠席)参照:生徒指導提要
  • 人との関わりを避けるは次に先立つ:不登校(年間30日以上の欠席)
  • 抑うつ傾向は次に先立つ:不登校(年間30日以上の欠席)
  • 不登校(年間30日以上の欠席)から教室に戻りにくさ・引け目
  • 試験・成績へのプレッシャーから睡眠不足
  • 試験・成績へのプレッシャーから寝つけない・眠りが浅い
  • 寝つけない・眠りが浅いから睡眠不足
  • 課題の提出期限は次を強める:試験・成績へのプレッシャー
  • 成績への期待(家庭・学校から)は次を強める:試験・成績へのプレッシャー
  • 学業のつまずきは次に先立つ:試験・成績へのプレッシャー
  • 試験・成績へのプレッシャーから不安
  • 試験・成績へのプレッシャーから徹夜・深夜までの勉強
  • 徹夜・深夜までの勉強から睡眠不足
  • 不安から課題に手をつけられない
  • 課題に手をつけられないは次に先立つ:学業のつまずき
  • 学習の見通しを一緒に立てる支援は次を和らげる:試験・成績へのプレッシャー参照:生徒指導提要

矢印はグラフ上の向きです。どの出典も、向き(どちらが原因か)までは裏付けていません。

チーム

BLESCは、中国、日本、オーストラリア、インドなど多様なバックグラウンドを持つバイリンガルの帰国子女が、国内外の視点から社会課題の解決に取り組むチームです。

田 雨竜

CEO

1 / 8

  • 田 雨竜

    CEO

    中国と日本にルーツを持つ高校生です。人と話すことが好きで、コミュニケーション力には自信があります。一方で、なぜか言う冗談はいつも滑りがちです。マーケティングや行動経済学に強い関心を持ち、人々の意思決定や行動変容を促す仕組みづくりについて学んでいます。BLESCではCEOとして、事業戦略の立案や外部機関との連携を担当し、若者のメンタルヘルスという社会課題の解決に挑戦しています。

  • 松本 龍

    Head of Finance

    データサイエンスを用いた社会課題解決に関心を持ち、現在は主に計量経済学やファイナンス、市場流動性に関する研究に従事しています。Blescでは共同創業者兼プロジェクトリードとして、臨床オントロジーや非言語的な行動バイアスの分析技術を用いたプロダクトの開発、および事業戦略・ファイナンス面の立案を牽引しています。

  • マクガン ジャスパー

    Web Designer & Marketing Director

    オーストラリアと日本にルーツを持つ高校生です。AIを活用した課題解決や地域貢献に関心があり、デジタルマーケティング、動画編集、クリエイティブ制作にも取り組んでいます。BLESCではマーケティングとプロダクトを担当していて、ブランドアイデンティティの構築、プロダクト・ウェブサイトのデザイン、SNS運用やマーケティング戦略を担当しています。技術とデザインの両面から、より多くの人に価値を届けることを目指しています。

  • モンガ 蓮緒奈

    Experience Designer

    インドと日本にルーツを持つ高校生です。斬新なインターフェースの研究・開発や、テクノロジーを活用した課題解決、地域貢献に関心があります。また、デジタルマーケティング、動画編集、クリエイティブ制作にも取り組んでいます。BLESCではExperience Designerとして、ユーザー体験(UX)の設計やプロダクトデザインを担当し、誰もが直感的に使えるサービスづくりを目指しています。技術とデザインを融合させながら、より良い体験価値の創出に挑戦しています。

  • 内藤 悠人

    Psychology Researcher

    人間の心理メカニズムと社会課題解決に関心を持ち、現在は心理学の知見を用いたメンタルヘルスプラットフォームの開発に従事しています。BlescではChief Research Officerとして、システムの基盤構築や心理学的データの標準化など、プロダクトのコアとなる部分の設計・研究を統括しています。複雑な学術的知見を、誰もが直感的に使えるシステムへと形にすることに情熱を注いでいます。卓越した専門性と柔軟な視野を持ち、チームのメンバーとともに、多くの人が不可能だと思うようなイノベーションを社会に実装していくことを目指しています。

  • 王 謙蘊

    Engineering Lead

    AI・バイオテクノロジー・起業に関心を持つ高校生です。BLESCではCTOとして、科学的根拠と透明性を重視しながら、社会課題の解決につながるテクノロジーの開発に取り組んでいます。アイデアを実際のプロダクトへと形にすることや、優秀な仲間とチームを組んで難しい課題に挑戦することが好きです。現在は主にAI活用やプロダクト開発、技術チームのマネジメントに力を入れています。

  • 山村 初香

    Legal & Compliance

    広尾学園2年です。政府の政策や法制度が「誰のために下され、どのような人々の生活にどう影響するのか」に関心を持ち、さまざまな活動に取り組んでいます。現在Blescでは、利用規約やプライバシーポリシーをはじめとする法務・コンプライアンス領域を担当しています。誰もが安心して利用できるサービス基盤の構築を目指しています。

  • 梅澤 透真

    渋谷教育学園渋谷高校二年生。趣味はヴィオラと読書と化学の勉強。最近は広義の「学び」を意識して、多様なプロジェクトに参画しています。

支援・採択

京都大学
支援
ANOBAKA
U-25 AI Accelerator 第2期 採択

ニュース

  1. ANOBAKA

    U-25 AI Accelerator 第2期に採択され、支援金100万円を受けました。

    ANOBAKA U-25 AI Acceleratorのボードを持つBlescのメンバー
  2. Startup World Cup 2026 Tokyo予選

    のユースピッチにファイナリストとして登壇しました。

    Startup World Cupのパネルの前で、トロフィーを持つBlescのメンバー2人
  3. Teenage Business Contest Japan 2026

    で、優秀賞を受賞しました。

    Teenage Business Contest Japanの優秀賞の賞状とポスターを手にしたBlescのメンバー2人
  4. IVS

    YOUTH部門において、優秀賞を受賞しました。

    IVS2026の会場前で、花束を手にしたBlescのメンバー2人
  5. SusHi Tech Tokyo

    に登壇し、Blescの取り組みについて発表しました。

よくあるご質問

導入前に、よくいただくご質問。

Blescとは何ですか?

Blescは、生徒が自分のタイミングで綴る日記を独自のAIが深掘りし、言葉づかいや書きぶりの変化を捉えて可視化する学校向けのメンタルヘルスプラットフォームです。心理的リスクの判定や、心身の状態の診断は行いません。

生徒が書いた日記の内容は、先生に読まれますか?

日記の本文そのものが教員に公開されることはありません。教員が受け取るのは、観測された記述と、その時刻、そしてその根拠です。根拠を示せない観測は、そもそも表示されません。

生徒の負担はどのくらいですか?

日記は生徒が自分のタイミングで書くもので、内容も長さも自由です。対象は希望者ではなく全生徒で、新しい習慣も専用の準備も必要ありません。

汎用のAIチャットとは何が違うのですか?

Blescは会話を続けるチャットではなく、日記に短い問いをひとつだけ返します。また、睡眠・社会的ひきこもり・学業上の負荷の3領域について、気分や行動、学校での出来事などの概念どうしのつながりを、WHOやNICEなどの公開資料に照らして知識グラフ(オントロジー)として整理しています。つながりの一本ずつに、裏付けとなる公開資料があるかどうかを記録しています。

「心の健康観察」とは何ですか? Blescとの違いは?

「心の健康観察」は、文部科学省が全国の学校での実施を目指して導入を進めている取り組みで、1人1台端末などを使って児童生徒の心や体調の変化を把握し、早期発見・早期支援につなげるものです。文部科学省の資料に示された実施例は、ウェブ上のストレスチェックやフォーム、アプリなど、質問への回答を集める形のものです。Blescは回答を選ぶ形式ではなく、生徒が自分のタイミングで綴る日記から、言葉づかいや書きぶりの変化を捉えて可視化します。なお、これは文部科学省の取り組みの説明であり、文部科学省がBlescを推奨・承認するものではありません。

一日の落ち込みと、続いている変化は見分けられますか?

言葉のニュアンス、書くことをためらった間、日々の書きぶりの変化といった微細なシグナルを積み重ねて捉えます。書き重ねられるからこそ、一日の落ち込みなのか、続いている変化なのかを見分ける手がかりになります。判断そのものは、記録を受け取った教員が行います。

Blescでいじめの早期発見はできますか?

Blescは、いじめがあるかどうかを判定したり、見つけ出したりするものではありません。生徒が自分のタイミングで綴る日記から、言葉づかいや書きぶりの変化を捉えて可視化し、観測された記述をその時刻と根拠とともに教員にお届けします。それは教員が気づくための手がかりであり、いじめの有無を判断し、対応を決めるのは学校と教員です。

不登校の予防にBlescは使えますか?

Blescは、不登校になるかどうかを予測したり、予防を保証したりするものではありません。言葉づかいや書きぶりの変化を捉えて可視化し、教員が生徒の変化に気づくための手がかりを届けます。気づいたあとの支援をどう行うかは、学校と教員が判断します。

技術的な裏づけはありますか?

知識グラフは、WHOのファクトシート「Mental health of adolescents」、NICEガイドライン NG134、WHOの mhGAP Intervention Guide、文部科学省の生徒指導提要を参照して、社内でまとめています。42のつながりのうち、公開資料を出典として関連を記録しているのは15で、残る27は公開資料の裏付けがなく、社内の判断であることを明記しています。出典のあるつながりも関連として記録したもので、どちらが原因かを示すものではありません。掲載の各機関は、Blescを推奨・承認するものではありません。臨床の専門家によるレビューを準備しています。

導入について相談するにはどうすればよいですか?

お問い合わせフォームより、資料請求または導入のご相談としてご連絡ください。内容を確認のうえ、担当者より数営業日以内にご返信いたします。